副業でデザインやWeb制作を始めるにあたって、プロとしてのスキルアップと同じくらい、クライアントに安心してもらうための「環境整備」が重要だと分かりました。
実際に色々調べてみた結果、そして自分の短いながらも利用したものなどの経験で自分が「これは必須だ!」と感じ、準備を進めることにした3つの基盤について、自分の判断とその理由をまとめたいと思います。
1. 独自ドメイン付きのビジネスメールについて
メールアドレスは、クライアントとの最初の接点となるため、プロとしての信頼度を大きく左右します。ただGoogle Workspace Business Standardは年契約でも月額1,760円かかるため初めから使うには高すぎると思いました。
結論: とりあえずはGmailでスタートしますが、プロとして信頼されるためには、やはり独自ドメインメールへの移行が最終目標だと感じました。
2. 事業専用の銀行口座の開設について
お金の管理をしっかりすることが、プロの第一歩だと知りました。個人の生活費と事業の収入が混ざると、後々確定申告で大変なことになると聞いたからです。
3. プロの必須ツール:Adobe Creative Cloudの準備
デザインの仕事をするなら、PhotoshopやIllustratorなどのAdobe Creative Cloud (Adobe CC)が必須なのは間違いないようです。プライベートでも契約していた期間があったので副業を始めるタイミングで再契約しようと思いました。
Adobe CCを最もお得に契約する方法
継続利用を決めた場合、正規の年間契約よりも大幅に安くなる方法が二つあることを知りました。これが、プロの必須ツールを準備する上で最も重要な情報だと感じました。
- 放送大学に入学して学割を利用する(過去の経験から最もお得だと判断)
- 放送大学は正式な大学なので、学生証があればAdobe CCの「学生・教職員個人版」が適用され、正規価格の約65%オフという破格の値段で利用できます。
- 【実体験から】 以前はこの方法で契約していましたが、オンラインスクールでの購入価格が値上がりした今、トータルで一番安く済むのは、この放送大学の学割だと再確認しました。ただし、入学金24,000円と、継続利用のために定期的に授業料の支払いが発生する、手続きに時間がかかるという初期投資や不便さの対応が必要です。
- オンラインスクール経由の購入(簡単・便利を重視)(2024年12月に大幅値上がり)
- デジハリなどの特定のオンラインスクールが提供している「Adobe CCと講座がセットになったプラン」を利用する方法です。
- 【利便性】 放送大学のように入学手続きをする必要がなく、手続きが非常に簡単です。
- 【価格】 放送大学よりは少し高くなりますが、初期投資(入学金など)がなく、手軽に安く始めたいという方には、値上がりした今でもこの方法が一番便利だと思います。
フリーランス活動の初期は、このように一つ一つ自分で調べ、納得して準備を進めることが大切だと実感しています。
補足:バナー制作などで代用できるツールも
本格的なデザインにはAdobe CCが必要ですが、副業初期のバナー制作やSNS用画像作成であれば、Canva(キャンバ)のようなツールも選択肢に入ります。
自分もCanvaでのデザイン経験がありますが、操作が直感的でブラウザで手軽に完結します。基本機能は無料で使えるので、「まずは副業を始めてみたい!」という段階であれば、こういった手軽なツールから試してみるのも良いと思いました。
ただやはり無料で使っていると犬のイラストを使いたい!という場面で素材が少なかったりして他のイラストサイトからもってこなくてはいけなかったり、フォントも限られてしまうので本格的に使うなら30日の課金無料体験をして課金してもよいか自分で判断したほうがいいと思います。
フリーランス活動の初期は、このように一つ一つ自分で調べ、納得して準備を進めることが大切だと実感しています。