【BIOHAZARD requiem】ラクーン同窓会、ホラー苦手でも頑張ってクリアしたくなる面白さ【ネタバレ有】
まず結論から言わせてください。フルプライスでの購入は確かに少し勇気がいりますが、その価値は十分にあります。個人的にはあの『バイオRE:4』の面白さを完全に超えてきた超名作です!
本作のキャッチコピーである「息詰まる緊張感と震い慄く恐怖、そして死を打ち倒す爽快感」。プレイ前はよくある煽り文句かと思っていましたが、クリアした今なら断言できます。この言葉に一切の誇張や間違いはありませんでした。
ホラー要素も極まっており、個人的にはトラウマ級と言われた『バイオ7』よりも怖かったです。あまりの恐ろしさに、FPS(一人称)視点でのプレイは早々に諦め、今回は主人公どちらのルートもTPS(三人称)視点でプレイしたほどです……。
そして何よりプレイして強く感じたのは、本作が「今までのバイオシリーズの集大成」であるということです。 これからレクイエムをプレイしようと思っている方には、可能であれば過去の全作品、それが難しければ最低でも『バイオハザード RE:2』だけは絶対にプレイしてから遊んでほしいと強くおすすめします。過去作に触れているかどうかで、本作の絶望感とドラマの味わいが桁違いに変わります!

バイオレクイエムのレオンの歴史に大いに関係してくるRE:2のおすすめのVtuber実況をまとめたこちらの記事もぜひ👇

ジャンル: サバイバルホラー・アクション
対応プラットフォーム:PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2、PC(Steam/Epic Games)
Steam価格:¥ 8,990(2026年2月時点)
プレイ時間:約12時間前後(初回クリア想定)管理人は12時間半(ゲーム内時間8’19’20)
難易度:今までのバイオの中でもかなり難しい部類、ゲームオーバーでダメージ等が変わると思います
グレース操作の圧倒的な恐怖と「一般人」のリアルなサバイバル
ホラーが苦手なので推奨されていた一人称視点ではなく、三人称視点でプレイ。それでも十分に怖く、RE:2でも夜プレイするのが嫌だったくらいホラーが苦手な自分には相当堪える怖さでした…

視界はライターのみ!圧倒的な暗闇と逃げる恐怖
しょっぱなの事件現場からすでに怖さが尋常ではありません。とにかく「暗闇を歩かされる」恐怖感がものすごく、ライターの心もとない明かりだけを頼りに探索するのは心臓に悪すぎます。
開幕の病院で遭遇する「くらやみおばけ」がとにかくトラウマ級。ただ逃げることしかできず、もしこれが一人称視点だったら、ホラーが苦手な人は絶対にプレイできないほどの怖さです。三人称視点が選べて本当に助かりました…。
歴代主人公との違い!「余裕のない一般人」のリアル
グレースが逃げる時のモーションが「本当におびえている」感じで、敵から確実に逃げ切れるような都合の良い速さではありません。このリアルさが、操作している側にも焦りと恐怖をダイレクトに伝えてきます。
白内障の女の子(エミリー)を見つけた時の反応も、過去作との決定的な違いを感じました。『RE:2』でクレアがシェリーを見つけた時のように「すぐに助けるから!」といった気の利いた言葉をかける余裕が、今のグレースには全くありません。この「一般人が巻き込まれた絶望感」の演出が秀逸です。
アイテム箱は神!極限の物資不足とインベントリ管理
今回は物資の希少度が、今までのバイオハザードでは考えられないレベルです。だからこそ、ハンドガンの弾をたった「8発」拾えただけでものすごい安心感があり、もはやセーフルームのアイテム箱が神様に見えます。
ただし、持てるアイテム量がかなり少なく設定されており、オフィスや資料室を少し探索しただけでインベントリがすぐにパンパンになってしまうため、血液の採取のタイミング等も含めシビアなリソース管理が求められます。

安全地帯は存在しない?エミリーとの同行のヒリヒリ感
以前のバイオなら「エミリーを抱いている間は敵が出ない」といったゲーム的な安全のお約束がありましたが、今回はどうやら勝手が違います。エミリーをその場に「待たせる」ことができるシステム上、常に安全が担保されていないヒリヒリとした感覚が続き、プレイ中はずっと気が抜けません。
連れて歩く最中も容赦なく敵が襲ってくるため、やっとアイテムが揃ってきたのに戦えない恐怖が付きまとってきました。

恐怖よりも「エミリーを守る」覚悟!プレイヤーとシンクロする感情
序盤はあんなに暗闇に怯えていたグレースですが、「エミリーのためなら」と、底知れぬ恐怖が待つ地下へと自ら降りていく決断をします。その母性すら感じる成長ぶりに、思わず胸が熱くなりました!
操作しているプレイヤー自身も「暗闇も敵も本当に怖いけれど、絶対にエミリーを守り抜かなければ!」という強い使命感に駆られ、主人公と完全に感情がリンクする素晴らしい没入感に仕上がっています。
息を殺して進む恐怖!研究所でのリッカー戦と絶望のコンボ
地下研究所へ進むと、バイオシリーズでおなじみの強敵「リッカー」が登場し、恐怖感がさらに跳ね上がります。
しかし、序盤の「絶対に倒せない無敵の敵(くらやみおばけ)」からただ逃げ惑うしかなかった絶望感に比べると、実は精神的にかなりマシでした。リッカーは視力がなく「音を立てずに歩くことで回避できる」という明確な対処法がわかっていたため、プレイヤー側の立ち回りでコントロールできる余地があったからです。
ただ、本当に厄介だったのは「ゾンビとリッカーの合わせ技」が配置されているポイントです!静かに歩きたいのにゾンビには見つかってしまうという最悪のジレンマに陥りますが、道中で手に入れた「硫酸ビン」を上手く活用して打開し、なんとか死線を潜り抜けることができました。

レオン操作 圧倒的な爽快感とシリーズの集大成!歴戦のエージェントが見せる本気
「か弱き一般人」の極限サバイバルだったグレース操作から視点が切り替わると、今度は「歴戦の猛者」であるレオンの圧倒的なアクションと爽快感がプレイヤーを待っています。過去作ファンなら間違いなく涙腺が崩壊する、胸熱すぎるレオン操作の感想です!
グレース操作の鬱憤を晴らす圧倒的爽快感!進化したアクション
序盤こそ『RE:4』のような無双感がなく「少し動きが鈍っている?」と感じたのですが、後半からの追い上げが尋常ではありませんでした! 落ちているチェーンソーを拾って振り回したり、斧を投げつけたりと、アクション要素が過去作からさらに進化しています。『RE:4』以上のアクションをバンバンこなす姿は、まさに歴戦の猛者。グレース操作で味わったゾンビやリッカーへの恐怖とフラストレーションを、レオンの強力なアクションで一気に晴らすことができるため、たまらない爽快感があります!
強気な姿勢で恐怖を中和!ただし「虫」には要注意…
不気味で暗い地下探索も、レオンの強気な態度と頼もしさのおかげで、プレイヤー側の恐怖心もかなり和らぎます。 ただし、とてつもなく巨大な蜘蛛のクリーチャーが登場するシーンがあるため、虫が苦手な人は本気で要注意です!また、大迫力のバイクパートで追いかけてくる犬の敵(ケルベロス)も、グラフィックの進化によって凄まじい迫力と恐怖感を生み出しており、ただのアクションゲームでは終わらせないバイオらしさ全開でした。

過去作ファン感涙!ラクーン警察署での思い出とタイラントとの再会
そして何より熱かったのが、あの「ラクーン警察署」に戻る展開です。マービンを思い出すレオンの姿に、「今のレオンがいるのはマービンのおかげなんだな」と深く感情移入してしまいます。 さらに、『RE:2』で出会ったガンショップ・ケンドの親子を守れなかった無念を振り返る描写もありました。あの悲痛な別れと悔しさが、長年戦い続けるレオンの強い原動力になっていることが痛いほど伝わり、思い出補正も相まって最高にエモい時間でした。 極めつけは、、あのタイラントとの再会!絶望的な状況でも飛び出すレオンの最高な皮肉っぷりは健在で、ニヤニヤが止まりません。

ナイフの死闘からネメシスまで!まさに「バイオの集大成」
物語後半では、ハンク(?)と思わしき人物との死闘があり、『RE:4』のクラウザーとのナイフ戦を彷彿とさせる熱いアクションが展開されます。そして極めつけは、ボスの正体が「ネメシス」だったこと!歴代の脅威が次々と立ち塞がるこの怒涛の展開は、まさに本作のキャッチコピー通りの「シリーズの集大成」を感じさせる大興奮のラストでした。 レクイエムというタイトルにもしやレオンは死ぬのか…?と思っていましたが現役バリバリでEDを迎え安心しました。

まとめ シリーズ最高傑作!実況配信で「愉悦」する準備は万端!
今回プレイしてみて、本作は今までのバイオの歴史の総決算になっており、過去作を知っていればいるほど深く楽しめる、とにかく圧倒的に面白い作品でした! 実は、今回のレビュー記事用にスクリーンショットを撮りながら進めていたのですが、クリア後にフォルダを振り返ったらなんと「286枚」ものSSが保存されていました…。それだけシャッターを切りたくなる名シーンが連続する神ゲーだったという証拠ですね。
また、今作はとにかくホラー要素が強いです。だからこそ、「バイオの新作だから」と無理をしてプレイしてくれるホラーが苦手な実況者さんや、でかい蜘蛛に絶叫する実況者さんの反応を「愉悦」できるポイントが山ほどあります!
難易度もかなり高くシビアに感じたので、逆にアクションが上手い実況者さんの華麗なプレイを見るのも間違いなく楽しいはずです。 これからは自分でプレイするだけでなく、色々な実況配信を巡って様々な楽しみ方で『レクイエム』を骨の髄まで味わい尽くしたいと思います!

