【魔法少女ノ魔女裁判】ダンガンロンパ好きにはどう映ったか ネタバレ有
本記事は、管理人が『魔法少女ノ魔女裁判』をクリアした直後の感想を中心にまとめています。
ダンガンロンパの配信を見あさっていたところ、おすすめに大量に表示されるようになり、ネタバレを踏む前に急いでクリアしました。
クリアしてみて、この作品の魅力
まずビジュアルに強く惹かれました。水彩画のような淡い絵柄が好みで、登場キャラクターも「かわいい」と感じるキャラばかりです。
世界観と絵柄の相性も非常によく、Steamで見て少しでも気になった人は、購入して後悔しない作品だと思います。


また、幻想的で美しいBGMも大きな魅力でした。美しいはずなのに、どこか不安を掻き立てる音楽が、仄暗い世界観と重なり合い、作品全体の空気を強く印象づけています。
さらに細かい部分まで作り込まれており、主人公エマが裁判中に間違った発言をした際の反応が、意外とコミカルで印象に残りました。


一番好きなキャラ
管理人が一番好きになったキャラはハンナです。
お嬢様に憧れており、少し変わった言葉遣いをしていますが、とにかく優しく、服を洗濯したいと言い出すほど物を大切にする心を持っています。
また「とりあえず浮ける」という理由で真っ先に疑われる、愛され系いじられキャラだと感じました。エマを元気づけるために、人形を恥ずかしがりながら作っているシーンも非常に魅力的です。

上のスチルがお気に入りです。
この二人のやり取りは、バッドエンドを含めて本当に好きで、正直、1回目の被害者になったときの絶望感は凄まじいものでした。シェリーに殺されていたことが明らかになっていく過程も、かなり精神的にきつかったです。
ただ、その理由を知ったあとや、他の世界線でも変わらず仲良くしている関係性がとても尊く、ハンナとシェリーの関係が心から好きだと思いました。
ダンガンロンパ好きとして比較
ダンガンロンパと比較して良かった点
個人的には、ダンガンロンパのミニゲーム要素、特にロジカルダイブなどの急なアクション要素が、推理ゲームとしてはテンポを悪くしていると感じる場面があります。
その点、本作は裁判パートがほぼ純粋な推理のみで進行するため、テンポが良く感じました。
また、事前投票というシステムにより、推理パートをほぼ挟まず、事前情報が少ない状態で裁判に突入する流れも、個人的には好みでした。
ダンガンロンパでいう「おしおき」に相当する処刑も、キャラクターの尊厳を破壊する描写が非常に非情で、ダンガンロンパ以上に容赦がないと感じました。
映像ではなくスチルではありますが、クオリティは非常に高く、「魔女裁判」という世界観に統一されている点も含め、好みとしては同等か、それ以上でした。

ダンガンロンパと比較して気になった点
ダンガンロンパでいう「超高校級の能力」に相当するものが、本作では「魔法」だと思いますが、この魔法の影響力がかなり大きく、トリックが魔法ありきで成立しているケースが多い印象を受けました。
主人公の魔法が分からない状態のまま物語が進むため、「もし主人公がそれ相応に便利な魔法を使えたら、状況が覆るのでは?」と感じる場面も少なくありませんでした。
また、全体的に最初の選択肢さえ合っていれば、その後の証拠提示では何度でもデメリットなくやり直せる場面がある点も気になりました。
加えて、間違えたときや議論が一周した際に表示されるヒントが、ほぼ答えそのものになっていることも多く見受けられます。
そのため、じっくり考えながら推理したい人や、トリックの完成度を重視する人にとっては、やや物足りなく感じる可能性があります。
まとめ
本作の魅力でも述べた通り、Steamや公式サイトを見て「ビジュアルや世界観が好き」と感じた人であれば、購入して損はない作品です。
ただし、推理ゲームとして見ると、トリックにやや粗が目立つ部分もあるため、純粋に完成度の高い推理ゲームを求めている人には向かないかもしれません。
それでも、3,500円で20時間以上遊べるフルボイス作品という点は、非常に価値が高いと感じました。
また本作は全編配信可能で、多くの実況者がプレイしています。
何人かの配信を少し見ましたが、最初のEDから巻き戻る瞬間のリアクションは非常に見応えがあり、今後もさまざまな実況を見ていきたいと思っています。
見進めたら、改めて記事にできればと考えています。
なお、このゲームを制作したAcaciaからは、今年さらに2作品の新作が予定されているとのことで、今からとても楽しみです。
