百鬼異聞録:調理の2つ目の勝ち筋「食霊」

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百鬼異聞録:食霊 序盤から中盤の盤面支配

 うまいもの合戦の調理コンセプトで追加された式神です。調理については少し複雑ですが調理すると書いてあるカードなどを使うと様々な効果の食材を得て、それを3つ集めると一つになり佳肴となります。その食材を生み出す力が高く、生み出しつつ強力になっていくのが食霊です。

 現在の環境でもかなり強く、調理できるメンバーに薫を入れて序盤から強く動けるデッキが活躍中です。

 

食霊の基礎能力と相性のいい式神

 食霊の基礎能力は味方式神が調理したとき攻撃力1上がる能力になります。序盤から攻撃力が上がっていくため序盤の盤面の取り合いに貢献します。
 基礎能力を活かすためにも調理できるキャラが複数人で複数回調理をしたいため調理できるキャラと組み合わせたいです。

 相手プレイヤーを攻撃すると調理する五丸や序盤から法術を使うと調理する飴細工などと組み合わせていくのが基本となっています。

 調理デッキは五丸、食霊、飴細工は固定で、そこに1体補助役を入れる形となります。今環境では投射系に強く、食霊の序盤のスタッツの高さを生かしやすい薫が採用されたデッキが大会などでも使われています。

食霊のカード

 
 「この場で作る」は2/6の形態カードで味方ターン終了時食霊が戦闘区域にいると調理するという序盤の動きとしてはとても強いカードになります。戦闘区域に出して戦闘からこのカードを使うだけで調理1回し3/6の食霊が盤面に立つことになります。体力も6と大きいためとられづらく、他のカードで攻撃力3点にしてから使えると攻撃4になり更に強く使えます。

 「調理開始」は盾1付いた戦闘カードで調理をします。調理が先に挟まるため実質攻撃力1バフがついていてとても使いやすいカードとなります。これの後に「この場で作る」を使うと4/6で戦闘区域に出せるため序盤から一気に有利を作ることもできます。

 「夢の料理」は入場時調理、佳肴を作った時にカードを1枚引く幻境です。レベル1で調理するカードが食霊の序盤の動きとしても強く、耐久5のためしっかり式神を前に出せば簡単に壊されないため早めに使えると結構強いです。

 「覚醒・食霊」は+1/1される覚醒カードで、自分が佳肴を得ると食霊を復活させることができます。食材の数を2枚に調整することによって食霊をすぐに復活させることが出来て盾として戦闘区域に立たせやすくなります。ただナーフによって使用時の調理がなくなったため少し採用が少なくなっています。

 「熱血料理人」は5/7というかなり大きいスタッツの形態です。味方式神が調理するたび1/1の鼓舞を得ることができ中盤から大きな圧を生むことができます。序盤から生かしておけると攻撃力もかなり上がっていることが多く、この形態を前に出しているだけで手が付けられないような状況も生むことができます。

 「いま作る」は瞬発、反射(使ったときに反射が消えたいま作るを手札に加える)、調理するという単純ですが非常に強いカードとなります。一枚で2度調理できるカードなのでリソースとしても強く、瞬発で調理することによって食霊の攻撃力が上がりつつ行動することができます。五丸のご飯確保にも役立ちほぼ必ず2枚入るカードになると思います。

 「熱波」は狩猟つきの戦闘カードで、佳肴1枚得るたびに攻撃と鎧を2づつ得ることができます。効果は使いやすいのですが、調理のレベル3帯では攻め切ることのほうが重要かつ、食霊は序盤から攻めていくのが強いので低レベルカードが入りやすく枠が足りないため採用はあまりされません。

 「食神」は6/7スタッツの形態で、食材と佳肴の使用を1ターンに1度鬼火消費なしで使え、味方式神に使ったときすべての味方式神ににも1回使用されます。鬼火なし味方全体バフが強く、レベル3になってくると疾走、高揚、貫通などが付くことがあり、自身のスタッツも強いためこのカードで殴り勝つこともあります。
 注意点としては飴細工の「一物一心」での、佳肴を気絶状態の式神に使用するとその式神を復活させるという効果は、「食神」形態でも気絶している式神自体に使わないと復活しません。気絶式神に使用しても他の生存式神にバフは乗るので、復活させたいときは間違えないようにしましょう!

食霊という式神

 食霊は調理デッキの序盤の弱さを一人ですべて補ってくれる式神です。カードが揃うと序盤からアグロのように無双できる式神なので使ってて楽しいです!
 まさしく調理デッキの調理役なので必須キャラとなっています。食霊を使う際は3枠固定になってしまうのですがそれだけシナジーが強くいまだに強いデッキになっています。食霊自体も五丸の強さで隠れていますがかなり強い式神なので、是非使ってみてはどうでしょうか!