ドット絵とFM音源が彩る古き良きADVの世界、超能力少女たちの百合ミステリー!
近年、懐かしいドット絵やレトロなシステムを採用したインディーゲームが多く登場していますが、今回ご紹介する『ハイパー・ユーフォリア』もその一つです。
本作は、80年代後半に人気を博したパソコン用アドベンチャーゲームの雰囲気を色濃く受け継いだ作品。「超念動力」を持つ二人の少女探偵が連続殺人事件に挑むというオカルトミステリー要素と、古き良きコマンド選択式システムが融合した、レトロゲームファン必見のタイトルとなっています。
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『ハイパー・ユーフォリア』の基本情報
ジャンル:アドベンチャー
対応プラットフォーム:Nintendo Switch、PC(Steam)
Steam価格:¥1,500(税込) セール時 ¥1,200(税込)等
プレイ時間:(初回クリア想定)2~3時間程度
難易度:低 基本的に1本道、選択肢もバッグログで再確認可
『ハイパー・ユーフォリア』の特徴、魅力
『ハイパー・ユーフォリア』は、「見る」「調べる」「話す」といったオーソドックスなコマンドを選択して物語を進めていくアドベンチャーゲームです。
レトロなビジュアルとサウンド、遊びやすいシステム
どこか温かみがあり味のあるドット絵と、ピコピコとしたFM音源によるレトロゲーを思い出させるBGMが、当時の空気を完璧に再現しています。
全3章構成のストーリー。選択したコマンドまで遡れる便利なバックログ機能も搭載されており、メッセージを見逃す心配がありません。クリア後にはエピローグコンテンツやミュージックモードも楽しめます。


超能力探偵という異色のコンビと、王道なキャラクター性
主人公となるのは、「超能力探偵」という少し変わった設定ながら、その性格の組み合わせはまさに王道です。普段はツンツンしていて口の悪い土神エリザベスと、内気で物怖じしがちな天堂真由架。この正反対の性格を持つ二人の凸凹な掛け合いに加え、人の言葉を理解する不思議な猫も登場し、物語をさらに魅力的に彩ってくれます。

※注意点
ドット絵による軽度の出血表現(事件現場)がありますがドット絵なのもありそこまでグロさは感じませんでした。
女性同士の性的なほのめかし、軽度の入浴シーン(過度な露出はなし)と公式から注意喚起がありますが、内容も軽めなものです。むしろそれが楽しめないとこのゲームの魅力が少し減ってしまうと思います。
プレイした感想・レビュー
「ファミコン世代の記憶を呼び起こす、味のあるドット絵とFM音源のノスタルジー」
本作をプレイしてまず感じるのは、古き良きアドベンチャーゲームへの強いリスペクトです。画面のレイアウトからテキストのテンポまで、懐かしめの雰囲気を意識して非常に丁寧に作られています。「ファミコンで遊んだ『ミシシッピー殺人事件』のようなBGMの雰囲気を思い出し、世代ではないながらもどこか懐かしさを感じてしまいました。ひしひしと伝わってくるレトロ感がたまりません。」一方で、最近のシステムが洗練されたビジュアルノベルに慣れている方には、少し不向きな部分もあるかもしれません。
推理よりもキャラクターと「百合」を楽しむ一本道
探偵モノという設定ではありますが、物語は基本的に一本道で進行します。プレイヤーが自ら謎を解き明かすような本格的な推理要素はほぼありません。
本作の最大の魅力は、なんといっても主人公二人のキャラクター性と「百合」要素にあります。ツンツンしたキャラと内気なキャラという王道の組み合わせで、普段は喧嘩のようなやり取りが多い二人ですが、心細い場面などでふと見せる「デレ」の破壊力は抜群。この二人の関係性の変化や掛け合いを楽しむのが、本作の正しい味わい方と言えるでしょう。

まとめ
プレイ時間は2~3時間程度でクリアが可能となっています。価格は1,500円(セール時1,200円)となっており、純粋なボリュームやプレイ時間だけを見ると少しコスパが割高に感じるかもしれません。
しかし、味わい深いドット絵やレトロゲーを思い出させるFM音源のBGM、そして「あの頃のADV」を見事に再現した空気感に価値を見出せる人であれば、十分にプレイする価値のあるおすすめの作品です。
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