コミカライズで話題沸騰中!名コンビ分断の不安を吹き飛ばす圧倒的な「筆力」
現在、『別冊少年マガジン』でのコミカライズ連載開始やSwitch版の大幅セールなど、『シロナガス島への帰還』が盛り上がりを見せています!前作の熱が再燃している今、心待ちにしていた続編『遥かなる円形世界』の体験版をさっそくプレイしてみました。
いざプレイを始めてみて、最初に驚かされたのがその「大胆すぎるスタート」です。 なんと今作、あの名コンビである主人公の池田とねね子が、アメリカと日本という遠く離れた場所に分断されているんです!二人のやり取りは国際電話で少し話す程度。「えっ、あの二人の絶妙な掛け合いが見られないの…?コンビが別々の場所で、物語として本当に面白くなるのかな?」と、プレイ開始直後は正直かなり不安に思ってしまいました。
しかし、そんな不安はゲームを進めて数分で完全に吹き飛びます。 とにかく、文章の書き方と物語への引き込み方が上手い。巧みなテキストの力で「これは絶対に前作を上回る神ゲーになる…!」という強烈な興奮へと一瞬でプレイヤーを叩き落としてくれます。「二人が別々で大丈夫?」という前作ファンの懸念を圧倒的な筆力でねじ伏せる、極上のミステリーの幕開けでした。
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『遥かなる円形世界』の基本情報
ジャンル:推理アドベンチャー
対応プラットフォーム: Nintendo Switch、PC(Steam)
Steam価格: 未定
プレイ時間:(初回クリア想定)未定
難易度:体験版では謎解きなし
前作超えの予感!SFミステリー要素と「ヤバすぎる濃口新キャラ」たち
前作『シロナガス島への帰還』が絶海の孤島を舞台にしたクローズドサークルだったのに対し、今作『遙かなる円形世界』は「タイムパラドックス」や「過去と未来」といったSFミステリー要素がメインに据えられています。遠く離れ離れになった二人が、全く別の場所でそれぞれ不可解な事件に巻き込まれていくゾクゾクするようなスケール感が本作の大きな特徴です。
そして、このゲーム最大の魅力であり、私が一番「やばい!」と感じたのが……登場する新キャラクターが全員もれなく「濃すぎる」という点です!
池田とねね子が離れ離れになったことで生じる「掛け合いの隙間」を、強烈なギャップと狂気を持ったヤバい新キャラたちがこれでもかと埋め尽くしてきます。


一見まともそうに見えて裏の顔がとんでもないキャラや、第一印象からすでにネジが何本か飛んでいるキャラなど、属性の寒暖差が激しすぎて風邪をひきそうになるレベルです。この「アクの強すぎるキャラクターたち」が織りなす先の読めない展開は、『ダンガンロンパ』や『パラノマサイト』などのキャラの濃いミステリーが好きな人にはたまらないはず。
体験版の時点で惜しげもなく張り巡らされた謎と、この狂気的なキャラクターたちの引力。すでに製品版の発売が待ちきれなくなるほど引き込まれてしまいました
⚠️ここから先は『遥かなる円形世界』のネタバレが含まれます!未プレイの方は絶対にブラウザバックしてください!⚠️
【ネタバレ有】体験版で語られる謎と衝撃の引き
体験版では池田(ニューヨーク)編とねね子(日本)編の導入の2つの出来事が記されています。
怒涛の急展開!池田編(ニューヨーク)
物語は、アメリカにいる探偵・池田が、謎の銀髪の少女?(少年の可能性も)「リラ」に突如命を狙われるという衝撃的なシーンから幕を開けます。しかし、池田を襲った直後にリラは様子が一変し、記憶障害に陥ってしまいます。
戸惑う池田のもとに、今度はある依頼者が訪れます。その依頼内容は「謎のPCを預かってほしい」というもの。 このPCが非常に厄介かつ不可解で、異常なほどの電力を消費する上に、バッテリーが切れると3時間で記録がすべて消去されてしまうという代物。さらに、一定期間ごとに「謎のメッセージ」が送られてくるというのです。
記憶を失っているはずのリラが、なぜかこのPCを見て「未来からのメッセージを受け取れるものだ」と発言したことや、タイミング良くリラと特徴が一致する捜索願が出されていたことから、池田は事態の異常性を察知し、リラを匿う決意をします。
謎の組織の襲撃と、仕組まれた「殺人犯」の汚名
事態が急転直下するのはその後です。依頼者が探偵事務所の玄関前で上からさかさまに吊られ死亡しているのが発見されます。 その後すぐに、PCに「今すぐこの装置を破壊しろ!」というメッセージが届きました。


息つく間もなく、謎の武装組織が事務所を襲撃。間一髪で逃げ延びた池田たちですが、ニュースでは依頼者と研究所の人間計3名が殺害され、「犯人は池田である」と大々的に報じられていました。もちろん池田にはアリバイがありますが、警察やメディアをも巻き込んで無理やり犯人に仕立て上げるほどの、巨大で危険な組織が裏で動いていることが示唆されます。
アキラとの再会、そして衝撃の「ループ」へ
頼るあてを失った池田たちは、前作『シロナガス島への帰還』でも活躍したアキラのもとへ身を寄せます。前作ファンとしてはこの再会は胸が熱くなる展開ですが、安息の時間は長く続きません。60
池田に情報を提供してくれていた警察関係者のティオが誘拐され、あの「謎のPC」との交換を要求する人質事件が発生します。救出にはなんとか間に合ったものの、激しい銃撃戦の末に、謎の少女リラが命を落としてしまいます。
絶望的な状況の中、息絶えるリラの瞳を池田が見つめた次の瞬間―。


池田が次に目覚めたのは、なんと「一番最初、リラに襲撃される場面」でした。
リラが口にしていた「ループ」という言葉の意味。未来からのメッセージを受信するPC。そして、なぜ池田は時間を巻き戻ったのか。体験版の序章(池田編)の時点で、これでもかというほど極上のSFミステリーの謎が提示され、完全に心を掴まれてしまいました。


狂気との遭遇!ねね子編(日本)のストーリーと鳥肌モノの結末
一方、日本にいるねね子の物語は、彼女らしい不運と「狂気」への遭遇からスタートします。
通学途中、カラスの群れが集まる池を覗き込んだねね子は、なんと人間の「骸骨の頭部」を発見してしまいます。パニックになって池に落ちてしまった彼女を助けたのは、「丹羽」という見知らぬ少女でした。
お互いにびしょ濡れになってしまい、「家に来てシャワーを浴びなよ」と誘う丹羽。極度のコミュ障であるねね子がそんな誘いを断れるはずもなく、彼女の家にお邪魔することになるのですが……ここから一気にサイコホラー展開に突入します。
シャワーを借りたねね子は、丹羽の部屋で「死体の写真がびっしりとまとめられたアルバム」を偶然見つけてしまうのです。一見明るく親切な丹羽の「猟奇的な裏の顔」を知ってしまい、自身の身の危険を感じたねね子は、なんとか理由をつけて丹羽の家から逃げ出します。


癒やしの「猫耳姉」と、忍び寄る事件の影
恐怖から逃れ、這々の体で家に帰りついたねね子を待っていたのは、姉の「キサラ」でした。外ではクールな真面目キャラを装っている彼女ですが、家の中では「猫耳モードオン」と宣言して語尾に「〜にゃあ」をつけるという、とんでもない天然まったりキャラ。丹羽のサイコパスっぷりとの寒暖差が激しすぎて、プレイヤーの情緒はおかしくなりそうでした。


しかし、平穏な時間は一瞬でした。キサラと一緒に買い物に出かけたねね子は、突如現れた謎の少女から「死体から回収したものはどこだ?」と襲撃されます。(どうやら池で見つけた骸骨から、丹羽が何かを回収していたようです…)


衝撃のラスト!二つの世界が繋がる瞬間
なんとか襲撃から逃れて家に帰りついたねね子は、冷静さを取り戻し、池で見つけた骸骨の骨格や残っていた髪の毛の色等から、「生前はどんな顔だったのか」を推測して似顔絵を描き始めます。
そして完成した似顔絵を見て、私は思わず声が出そうになりました。
ねね子が描いた、日本で白骨死体となっていた人物の顔……それは、アメリカで池田を襲撃し、行動を共にしていたあの銀髪の少女「リラ」そのものだったのです。
アメリカで池田と共にいる「リラ」と、日本ではすでに白骨化している「リラ」。 時間軸はどうなっているのか?なぜ死体がここにあるのか?そして「ループ」とは……。
池田編のタイムリープの衝撃に続き、ねね子編でも見事すぎる伏線と絶妙な「引き」が用意されていました。


まとめ:製品版の発売が待ちきれない
プレイ前は「あの名コンビである池田とねね子が別行動なんて、面白さが半減してしまうのでは…?」と不安もありましたが、終わってみればそんな懸念は完全に消し飛んでいました。
圧倒的なテキストの引力、先の読めないタイムリープと時間軸の謎、そして何より強烈すぎる新キャラクターたち。
個人的に特に印象的だったのは、プレイ前からビジュアルを見て気になっていた褐色の活発そうな女の子(丹羽)です。まさかあの子が、あそこまでヤバい裏の顔を持った猟奇的なサイコホラー担当のキャラクターだったとは…一番の衝撃でした。
体験版の時点でこれだけの完成度と絶妙な「引き」を見せつけられると、製品版への期待は高まるばかりです。前作『シロナガス島への帰還』のファンの方はもちろん、キャラクターの個性が光る濃密なミステリーが好きな方には絶対に刺さる神ゲーになる予感がします。
現在公開されている体験版は無料でプレイできるので、気になった方はぜひ、この狂気と謎の渦に飛び込んでみてください!製品版が発売されたら、私も速攻でプレイしてまたレビューを書きたいと思います!
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