百鬼異聞録：ダメージ軽減で流行りメタ「薫」
百鬼異聞録：薫 細かい打点に完全回答
蒼海の刀鳴の秘巻で実装された結構昔の式神です。実装当初は人面樹や酒呑童子とスタッツが大きく倒されづらい式神と共に使われていました。
現環境では調理デッキに流行りのメタ、食霊の序盤補助等の役割で活躍しています！
薫の基礎能力と相性のいい式神
薫の基礎能力は味方のターン終了時、このターンの間で最後に攻撃したあなたの式神に梟の守護(唯一：味方に一つだけで複数式神は持てない)を与えるという効果になっています。梟の守護は1ダメージ軽減する効果があるため単純に耐久力が上がります！
また、戦闘ダメージ以外の投射などもカットするため今流行りの占いの百目鬼や桜雪姫の投射、荒川の主の基礎能力から化鯨の牙などの細かい打点に対して無敵の強さを誇ることになります。
相性がいい式神は梟の守護が付いたら簡単に落ちないような大き目のスタッツの式神になります。今はあまり使われていませんが人面樹と合わせて体力を増やして大きな壁を立てたり、酒呑童子の鬼王を立てて簡単に取れなくしたりというものがありました。
また鬼切はスタッツが低いのですが基礎能力が強く、梟の守護が付いた式神の攻撃をバフする形態等かみ合いが良いので組み合わされることもあります。
薫のカード
「優しい守護」は瞬発で味方式神1体に梟の守護を与えカード1枚引きます。瞬発1ドローの時点で強いのですが、味方式神に1ダメージ軽減を戦闘前につける事が出来るので戦闘での有利を作りやすくなります。まず2枚入れる強カードです。
「決意」は2/4の形態で、自分のターン開始時に梟の守護がついている式神の体力を⁺1します。自身のスタッツが2/4のままで取られやすい点、梟の守護を持った式神が生き残らないといけない点が少し気になりますが、人面樹のような式神が育てられると序盤から大きな壁を立てる事も出来ます。
「投射干渉」は誘発の中でも屈指の強さのカードです。式神1体に1ダメージを与え、このターンの間、対象となった式神(このカードを使用した式神)は梟の守護が付与された式神にダメージを与えることができなくなります。誘発で梟の守護が付与された自分の式神が攻撃たとき、攻撃してきた相手式神に使用される効果も持っています。
誘発で使えると1ダメージを与えつつ、このカードを使用された相手からのダメージをすべて無効化するため戦闘区域式神が生き残りやすくなります。この誘発は相手からしたらかなり厄介で、このカードが手札になくても鬼火が残っている限り相手はケアしなくてはいけないので動きを縛りやすくなります。
先に戦闘区域の相手に使っておき、梟の守護が付いた式神で出撃し戦闘ダメージ無効の戦闘したりもできます。かなり稀ですがそのまま1点ダメージカードとしても使えます。
「梟の爪」は3/6の形態で梟の守護を持つ味方式神の攻撃が2上がります。単純にダメージカットを持った式神の攻撃が2上がるため戦闘を有利に進める事が出来ます。覚醒しているとさらに使いやすくなります。
「梟の警告」は4/5形態で梟の守護を持った式神が神隠しを得ます。神隠し自体は強いのですが、梟の守護は最後に攻撃した式神になるため戦闘区域に出てしまうことが多く、重要式神に神隠しを付けるような使い方が出来ないのが残念です。
「覚醒・薫」は+1/1され、梟の守護が攻撃時に付与されるようになります。これにより軽減が付いた戦闘を行いやすくなったり、形態の攻撃力2アップなどが先に受けれるようになるためかなり戦いやすくなります。
「祈念の羽」は瞬発でランダムに薫の形態カードを1枚手札に加えつつ梟の守護の唯一がなくなります。そして味方式神が梟の守護を得るときにすべての味方式神に梟の守護を得るようになります。形態の効果の神隠しや根性が式神全体につけれると強いのですがレベル3はどのデッキも決めきるようなことが多いので少し悠長になってしまいます。今後環境が遅くなれば使われるかもしれません。
「梟の庇護」は5/8という大き目スタッツの形態で、味方式神1体に梟の守護を付けれます。梟の守護が得た式神が根性を得るため守備性能としては強めです。大き目形態なので自身に根性を付け盤面に立てるだけでも強いことは強いのですが、やはりレベル3のカードとしては少しやる事が遅く感じてしまいます。
薫という式神
2/4スタッツなのもあり完全にサポート特化の式神です。ただ2/4キャラは基礎能力がかなり強い式神が多く、薫もそれにもれずかなり強い能力をもらっています！
使ってみても使われてもわかるのですが、梟の守護の1ダメージカットは相当強く1点耐える、1点足りないが多発します。
最初に言った通り今強いデッキに対してメタのような作用を持った式神なのですが、今後も単体で出張してくる式神だと思っているので今後の活躍にも期待しています！