奇抜な言葉に隠された「本音」を翻訳する、優しさに満ちた物語
今回は、Steam NEXTフェスで配信されていた『さとり中二病相談室 -第二現実の翻訳者-』の体験版をプレイしたので、その感想と魅力をお届けします!
本作は、「中二病」と現代の人間関係をテーマにした共感型心理ミステリーADV。プレイヤーは「さとり第二現実相談室」の室長となり、奇妙な悩みを抱える「中二病の来訪者」と向き合います。彼らが信じる「第二現実」の裏に隠された本当の気持ちや、中二病に至った経緯を解き明かしていくのが主な目的です。
現在配信中の体験版では、物語の導入となるプロローグとチャプター1を遊ぶことができます。
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『さとり中二病相談室 -第二現実の翻訳者- 体験版』の基本情報
ジャンル:アドベンチャー
対応プラットフォーム:PC(Steam)
Steam価格:未定 体験版が無料公開中
プレイ時間:(demo版)約70分程度
難易度:低 体験版では選択肢が少なく、間違ったところも表示されるため難易度は低い 本編では複雑になっている可能性あり
『さとり中二病相談室 -第二現実の翻訳者-』の特徴、魅力
奇抜な言葉の裏にある「本音」を読み解くゲームシステム
ゲームは主に以下の3つのメカニクスで進行します。
まずは情報を集める対話
話題を選び、現実離れした言葉の中から、次の対話に必要な話や翻訳に使うキーワードなどを拾うっていくパート


相手の心の世界に飛び込む読心
来訪者だけが見ている「第二現実」に踏み込み、言葉にできない世界を掴みキーワードを引き出す。読心では隠された部分などもあり、対話で広げていく必要もある


キーワードを選び相手の思いを翻訳


集めた情報を組み合わせ、深層心理を推理して「真意」を導く。誤った選択を続けると状況が悪化してしまうため、相手を正しく理解し、慎重に言葉を選んでいく緊張感とやりがいがあります。
個性的なキャラクター
この作品のテーマが「中二病」ということもあり、キャラクターが非常に個性的です。心が優しいから病を患っている部分もあり、魅力的なキャラクターになっています。
砂取 小五郎(さとり こごろう)
中性的な見た目、丸メガネが似合うさとり中二病相談室の室長。中二病の患者に親身に寄り添い常に優しい言葉を選んでいるが、自分自身にも問題があった時期があったようなことが示唆されている。今後の患者とのやり取りでどのような過去があったのかが分かるのかなと期待しています。


梓 実琴(あずさ みこと)
小五郎の助手になるためにさとり中二病相談室に通う女の子。もともとは自分も中二病で、小五郎によって助けられているようです。天使の流れになると黙ってしまったりと、実は本当に天使だったり?という事もありえるのかもという気もしています。


天野 乙流(あまの おつる)
さとり中二病相談室の9人目(このゲームのエピローグで最初)の来訪者。「堕天使の転生者」でチュートリアル役。上から目線だがだんだんと心を開いていきます。


まとめ 言葉の裏を読み解く面白さと、主人公の優しさに惹かれる一作
イラストの雰囲気が非常に好みで惹き込まれました。作中の中二病ならではの少し「痛い」言葉のチョイスが絶妙で、その奇抜な発言をただ受け流すのではなく、言葉の裏に含まれた本当の思いを的確に汲み取っていく過程がとても面白いです。
そして何より、主人公の底知れぬ優しさが印象に残ります。相手を一切否定せず、自然と本音を引き出していく寄り添い方や促し方は、まさに対話のお手本のように思えるほどでした。
体験版を通してすっかりこの世界観に魅了されたので、製品版がリリースされたらぜひ本編もプレイしてみようと思います。

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